5年後の福島浪江町から


今回、所属する会の研修で、福島、浪江町までやってまいりました。


ここ浪江町は、原発によって帰宅困難地域に指定され、震災から5年経った今でも誰も帰ることができなくなってしまったという町の1つです。



誰も住めなくなってしまったこの町は、生活の匂いのしない、廃墟と化していました。


町で見かけるのは除染作業の作業員の方や、作業車両のみでした。



画像に写っている黒い袋(フレコンバッグ)の中には、除染された土が詰められています。

あちらこちらに多く見かけられました。


こういったバリケードも、多く見られました。


請戸地区です。 

海沿いの町で、津波によって甚大な被害のでた町の1つです。



ここに、つい5年前まで、どこにでもある、普通の暮らしがあった事、被災者の無念さを思うと涙がこみ上げてきます。





原発が爆発したのが震災の翌日。

そして、放射能の影響を懸念してこの請戸地区に立ち入り禁止命令がだされたのも同じ頃でした。


結局、まだ生存者も多くいたはずのこの地区での救助活動が再開できたのは、なんと震災発生から一ヶ月後の事となりました。





遠くにうっすら見えるのが福島第一原発です。


震災の被害の大きさ、故郷を奪った原発の放射能汚染。

色々と考えさせられる研修となりました。


私にできる事は


まずこの現状をお伝えする事だと思い、アップさせていただいています。


最後に、震災により命を落とされた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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コメント: 3
  • #1

    Ethelyn Mcferren (火曜日, 24 1月 2017 20:52)


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  • #2

    Belkis Dudek (火曜日, 31 1月 2017 23:47)


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  • #3

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